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「カラオケやろうぜ!」
花火から帰って早々、ジタンが提案。
「え……?」
と、少しうろたえる姫さま。
「オレ、ダガーの歌聞きたいな〜v」
「エーコもエーコも!」
「ボ、ボクも……」
「な、な、そうだよな! よし、行こうぜ!」
ほぼ強引にカラオケルームへLet's Go!(笑)
はい、ということで、やってまいりました。第一回カラオケ選手権!(またかっ)
一曲目はもちろんこの方、ジタン・トライバルさんです♪
で、曲目は?
「んじゃ、アゲ○蝶でv」
Pルノ・Gラフィティーですか〜。外しませんねぇ(笑)
はいはい、カッコつけるのはいいですが、テーブルに片足乗せないでね〜。
はい、一曲目は終了! 皆さん拍手〜! パチパチパチ〜!(AD筆者)
「次、ダガー歌ってよ!」
「え? だってまだ曲を選んでないわ」
「じゃぁ、エーコとビビが先ね♪」
マイクを握ったエーコさん、一度握ったら離さなそうなタイプです。
曲目は?
「少女a〜♪」(あぁ、伏字になってない・・・)
「えっ? そんな曲、ボク知らないよ」
「うるさいわね、歌うのっ!」
……N森A菜さんですか。古い曲知ってますね。
それ、某人のお母上の十八番ですよ(笑)
「ジタン、これはどのように操作するのじゃ?」
「げ、フライヤも歌うのか?」
「歌っては悪いか」
「ちょっと、エーコたち歌ってるんだけど! 静かにしてよ!」
「……ボクは歌ってないけど……」
「悪ぃ悪ぃ。……で、フライヤは何を歌うんだ?」
「H崎Aゆみでも歌うかの」
「……マジ?」
エーコちゃん一人勝ちの二曲目が終わり、三曲目は超キーが高いフライヤにみんながぎょっとなったところで。四曲目は?
「自分が歌うであります」
「げ、おっさんまで! いつの間に……」
頭にねじり鉢巻(手拭い)を巻いたスタイナー、歌はY I三(分かりづらいな^^;)の「雪○」(伏せなくても分からない人続出・・・?)であります。
歌っているうちにスタイナーは故郷を思い出したらしく、Bメロで既に歌が歌じゃなくなっておりますな。
「今のうちにダガーの曲を選んでおこうぜ」
後ろでこそこそしているのはジタン。
「あ、ほらこれがいいよ。S鳥 E美子さんのMelody……」
「……まんまじゃない(- -;)」
エーコ嬢の突っ込み。
まぁ、もしも万が一姫とカラオケに行くようなことがあるなら、ちょっと歌ってもらいたい気もしますが(笑)
「一人で歌うのは恥ずかしいわ……」
と、恥らう乙女。
「じゃぁ、エーコとモー娘。歌おうよ、ダガー」
「あ、いいわよ」
ということで、二人でワイワイ曲を選び始めた。
「それはそれで楽しみだな……な、ビビ」
「え?!」
「少女a」が歌えなかったビビは、ジェネレーションギャップにちょっと落ち込んでいて、聞いていなかった(笑)
その間、スタイナーは気持ちを込めて3コーラス目を歌っております。
「ジタンももう一曲入れればよいではないか」
と、D○Mの分厚い本を渡してくれるフライヤ。
「それより、オレはフライヤの「もの○け姫」が聞きたい……」
ジタンはこっそりと一人呟いた。
で、姫同士が競演の「Love ○ッシーン(ベタな……)」が終わり(観客約一名が娘。ファンさながらにノリノリだったことは言わずもがなということで:笑 あ、ちなみに今はなきY口パートはもちろんエーコがかっぱらっていったことも言わずも略)、ジタンがKツメを一曲歌い、スタイナーがまたまたY 幾Zの「酒○」(あぅ:涙)を歌いだしたので、その間にジタンが席を移動した。
「サラマンダーは歌わないのか?」
「……馬鹿らしい」
「いいじゃねぇか、一曲くらい」
「……」
う〜ん、サラマンの十八番か……。平I 堅とかだったらすごいな(爆)
しかし、彼は絶対にマイクを握らなかった。てか、一緒に来てくれただけでも快挙ですよ、旦那は(笑)
「クイナは、歌える歌とかあるか?(^^;)」
と、一応聞いてみるジタン。
「アイヤー! ワタシはアニメなら何でもいけるアルよ」
……アニヲt(略!)
「メドレーで入れて欲しいアル」
「……了解(^^;)」
スタイナーが気持ちよく歌い終わった後、クイナがアニソンをメドレーで歌っている間に、「残り十分です」という受付からの電話が来た。
で、次はビビも歌える歌をということで、S○APのオンリーワン♪の曲(ありがち:笑)をみんなで歌って、
「やっぱり最後はあの感動のテーマ曲……」
「「素敵だね」でしょ♪」
「そうよね〜v」
「……マテ(- -;)」
しかも誰が歌うんだ(笑)
「じゃぁ、ボク歌うよ」
「アイヤー! ワタシも歌えるアル」
マジですかっ(汗) 作者歌えないので勘弁してください(笑)
「ち、ちょっと待て! ここは読者を満足させるためにも一つ、ダガーにだな!」
あ、たまにはいいこと言うね、少年。
「え〜っ、最後はエーコがナツメロ歌うのよ!」
「でも、他のシリーズさんの歌も聞いてみたいわ」(シリーズ「さん」て・・・−−;)
わいわいがやがや。
「誰も歌わないなら、自分が歌うであります!」
「おっさんは引っ込んでろ!」
「何を貴様―――!」
と、リモコン争奪戦になっている部屋に、
「はい、お時間で〜す!」
係員さんが迎えに来て下さいました。
「……」
「……」
「……あ、どうも(汗)」
***
「なんか煮え切らないな〜」
受付で清算しながら、ジタンはちょっとがっかりした顔。
「お会計はどうなさいますか?」
「あ、305号室にツケてください」
……姫、そういうこと誰に習ったの?(笑)
「いいじゃない、みんな楽しそうだったし」
と、ガーネット。
「オレはダガーの歌を聞きたかったのにさ」
拗ねているジタンの手を握って少し引っ張り、ガーネットは耳元に唇を寄せた。
「聞きたかったら、いつでも歌ってあげるわ……あなただけのためにv」
伝票を受け取ると、ガーネットは呆けているジタンを放って、フライヤとエーコの傍へ戻った。
「何を言うたのじゃ」
フライヤが面白そうに振り向いた。
「……ナイショv」
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